[追浜店] 2022-05-25
第1回を読んでいただいた皆様こんにちは、まだ読まれていない皆様もこんにちは。
第1回を読まれていない方、良ければこちらのURLから読んでいただけると嬉しいです。
https://www.optical-araki.co.jp/staff_blog/index.html?id=2152
さて、今回は第2回、前回のオートレフの検査結果を基にした検眼機での検査を解説していきたいのですが・・・
検眼機での検査をする前にいくつかチェックすることがございます。
PD(瞳と瞳の間の距離)のチェック・裸眼のチェック・今の眼鏡でどのくらい見えているかのチェック・利き目のチェックetc・・・
裸眼のチェックと今の眼鏡の見え方チェックはなんとなくおわかりいただけると思います。
今回はPD(瞳孔間距離)と利き目について解説していきたいと思います。
Are you ready?
まずはPDの解説
PDはこの機械を使って測ります。
PDとは「Pupillary Distance」略で意味は「瞳孔の距離」まっすぐ前を見たときの、右目の瞳孔(黒目の中心)から、左目の瞳孔までの直線距離のことです。
このPD眼鏡を作成するうえで重要な項目となっています。
眼鏡のレンズには「光学中心」というものがあります、眼鏡を作るときは黒目の中心(瞳孔)にこの光学中心を合わせることで歪みのないクリアな視界が得られます。もしこれが大きくずれてしまうと、左右の映像のずれが生じてしまい脳はうまく調整することができません。
その結果、この眼鏡をかけていると疲れやすい、よく見えないと感じてしまうことになります。そのため、レンズの光学中心同士の距離と、瞳孔間距離が一致していることが大切なのです。
めがねの荒木ではPDを左右それぞれ取ります。理由としましては、人間の顔は左右対称には作られていないからです。鼻の頂点を中心として左右どのくらい瞳まで離れているのかそれに合わせて眼鏡レンズの光学中心も調整いたします。
続いては利き目についてです。
手や足と同じように、よく使う側を利き目といいます。人は、利き目を軸とし、もう片方の目で利き目を補いながら立体的に物を見ています。 利き目は、普段は意識せずに使っていますが、スポーツなどで意識的に使う場合もあるそうです。よく使う側なので、見ることに慣れています。たとえば、野球でバッターボックスに立つ場合、利き目をピッチャー側に向けてボールを見ると、 ボールの動きが追いやすいそうです。フィギュアスケートでは、利き目側に回転するとよいそうです。他にも、ダーツなどものを狙って見るときには、 利き目で見ると良いといわれています。
ここで簡単な利き目の測り方をお伝えします。
何か目印になるものを決めていただきます。(この場合スタンドケースです)
手を伸ばし三角形を作って頂きます、その三角形を目印になるものがギリギリ見えるくらいまで小さくします。
ギリギリ物が見えるくらいになったら片目ずつ交互につぶっていただき、物が見える目の方が利き目になります。
常富の場合利き目は右になります。
PD測定と利き目チェックの後に実際に測定を行っていきま~す。
測定器を使った解説はまた次回・・・
To be continued
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