[逗子店] 2021-11-23
こんにちは。
本日はハウリングの原因と対策についてお話をしていきたいと思います。
そもそもハウリングとは…
補聴器から出された音を補聴器が拾い、その音をどんどん増幅することで「ピーピー」と音がなったりする現象の事を言います。
補聴器を外しているときや、補聴器の耳栓部分の入りが弱く音が漏れているときにも「ピーピー」と音がなる場合があります。
では、どういう対策が必要なのでしょうか。
①耳栓部分を見直し、補聴器が出す音が耳の外に漏れないようにする
②補聴器が持つ機能の一つ「ハウリング抑制」を活用する
今回は「①耳栓部分を見直す」という点に触れていきたいと思います。
耳栓部分と言われてもピンとこない方は、下の写真をご確認ください。
もし耳の穴より耳栓が小さかったら…
もちろん音は漏れてしまいますよね。
逆に耳の穴より耳栓が大きかった…
きちんと入らず耳から飛び出してしまう事も。
というように、耳栓のサイズを見直すことが第一の手段と言えます。
写真のように耳栓部分を適切なサイズに変えることでハウリングを抑えることが出来ます。
ただし、聴力の程度によっては既製の耳栓では対応が出来ない場合もあります。
そのような場合は「イヤーモールド」と言われる耳型を取って作製した耳栓を使用することで対応致します。いわゆる「オーダーメイドの耳栓」です。
中には、すでにオーダーメイドの耳栓を使用している方でも、ご年齢とともに耳穴の形が変化して音が漏れてしまっているというケースもあります。そういった場合はイヤーモールドの再作が必要かもしれません。
ハウリングはきちんと補聴器が入っていないという合図ですので、本来耳に届くはずの音が漏れて聞こえに影響している可能性もあります。
ですので、もしお友達やご家族からピーピーなっているよと言われた際には、ぜひ耳栓のチェックにお立ち寄りください。
ご来店お待ちしております。
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