[逗子店] 2022-09-30
難聴が認知症の危険因子だという認識が広まった為、
「補聴器をプレゼントしたい」というご家族からの問い合わせが、以前よりも多く寄せられるようになりました。
実際に相談に来た方から、本人は聞こえているつもりでも、何度も聞き返されるから、家族が困っているというケースが多いです。
以前のように会話をするために、「親に補聴器をプレゼントしたい」という話をよく聞きます。
親御さんの難聴を心配する気持ちはよく分かるのですが、「単にプレゼント」ということはおすすめしません。
それは、補聴器は必ず装着してからの調整が必要だからです。
以前あるご夫婦からこんな連絡をいただきました。80歳のお母さまに、補聴器をつけてもらいたいというもの。
早速、店舗にてお母さまに話をうかがいました。すると、補聴器(既製品)を以前購入したことがあり、しかし装着したときの痛さから断念。
長らく補聴器をつけることに消極的だったのですが、今回はご家族のサポートもあり、補聴器を使ってみようかと思ったとのこと。
耳型を取ってご自身の耳の形にぴったりフィットする耳穴型を選択され、最終的に購入となりました。
調整が落ち着き、当初は2時間も連続装用できなかったのに、今では毎日9時間も装着され、テレビの音のボリュームも自然と小さくなったといいます。
このようにご家族の協力があれば、調整もスムーズに行え、本人の補聴器をつけるモチベーションも維持しやすくなります。
どうか補聴器をプレゼントする際は、家族のサポートという愛も一緒に添えていただければと思います。
逗子店 [
きこえの相談室~補聴器~
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