[追浜店] 2023-01-25
こんにちは!
今日は日本全国寒い日ですね。
横須賀も、朝は氷点下で凍えましたが、日本海側の地域は大雪で大変な様子ですので、大きな災害にならないよう祈っております。
さて、今日はメガネの資格について。
今までは、業界唯一の資格として「認定眼鏡士」という資格がありました。
「認定眼鏡士」は、公益社団法人 日本眼鏡技術者協会が定めるメガネのスペシャリストです。
「S級」「SS級」「SSS級」と指定の試験をクリアした人材にだけ与えられている資格制度になっています。
5科目の学科試験(視機能,光学、医学,加工調整/商品知識,マネジメント)と、
3つの実技試験(加工、測定、フィッティング)にすべて合格する必要があり、なかなか難易度の高い試験でした。
それが2022年3月末で終了し、国家資格「眼鏡作製技能士」へと移行しました。
今年から新設されたメガネの国家資格「眼鏡作成技能士」。
眼鏡作製技能士とは、一言でいえば『眼鏡の総合エキスパート』。
つまり『眼鏡のスペシャリスト』のこと。
世界の40か国以上の国々では既に、眼鏡の資格制度は導入されていますが、
ついに日本でも「生活者の眼の健康のため」に、眼鏡作製者の国家資格制度がスタートしました。
「眼鏡作製技能士」は、総合エキスパートとして、以下のような知識や能力を身につけていることが求めらます。
< 知 識 >
視機能、光学、商品、眼鏡販売、加工作製、フィッティング
企業倫理・コンプライアンスに関する【幅広い知識】
眼鏡業界に関する【専門的な知識】
< 能 力 >
お客様のニーズをくみ取る【コミュニケーション能力】
お客様に合った眼鏡を作製する【測定・加工・フィッティング能力】
お客様に正しい装用・取り扱いを説明する【説明能力】
出典:眼鏡作製技能検定(公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)
せっかくメガネをつくったのに「こんなはずでは」と後悔した経験はありませんか。
メガネを購入される方々の安心のために、「資格制度」は必要不可欠といえましょう。
公益社団法人日本眼鏡技術者協会のホームページには、「眼鏡を作る人には国家資格が必要と考えている人は82%」というアンケート結果が掲載されています。
※画像出典:公益社団法人日本眼鏡技術者協会ホームページより
国家検定資格である眼鏡製作技能士には、1級と2級の技能士がいます。
求められる水準は、以下の内容です。
1級【後進の目標となる眼鏡作製技能士】
眼鏡市場のトレンドを把握し、顧客の眼鏡に関する潜在的なニーズをくみ取り、最新の技術で製造されたレンズ、フレームを活用し、顧客に最適な眼鏡の提案ができる。
眼鏡作製に必要な詳細な知識・技能を身につけているのみならず、それらを体系的に理解しており、他の眼鏡作製従事者の指導や育成を実施することが可能である。
眼鏡作製知識・技術だけでなく、コンプライアンス、眼科専門医との連携に関する十分な知識を持ち、総合的なマネージメント能力を持つ。
2級【業界のベースとなる眼鏡作製技能士】
顧客の眼鏡に関するニーズをくみ取り、販売されているレンズ、フレームを活用し、適切な眼鏡の提案ができる。
眼鏡作製に必要な概略の知識・技能を身につけており、顧客のニーズに応じた眼鏡を作製する事が出来る。
出典:眼鏡作製技能検定(公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)
当店でも2名のスタッフが、認定眼鏡士から「眼鏡作製技能士」に生まれ変わりました。
皆さんに求められる知識と技術を、確実に提供できるように
めがねの荒木では、日々の研鑽と、国家資格の取得を推進していきます。
これからも、目とメガネのことでお困りでしたら、
何なりとご相談ください。
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