[衣笠店] 2024-03-20
こんにちは!
過去一番と言っていいくらい花粉が辛い大浦です。
早くどうにかなってほしい、
でもどうにもならない
そんなもどかしさの中、日々過ごしております。
さて本日は聴力型についてのお話。
難聴と一口にいっても、そのきこえのバランスは様々です。
それによって比較的、補聴器に慣れやすい方もいれば、
少し難しい場合も出てきます。
低い音は聞こえているけれども、高い音になると急激に聴力が低下する耳を
高音急墜型の聴力、高音難聴といったりします。
低い音は大丈夫ですが、高い音になると急にガクッと下がり、聞こえなくなってしまう聴力です。
こういった方の聞こえを補聴器で改善していくのは今現在、限定的になってしまうことが多いです。
補聴器は聴力の低下が大きければ大きいほど、補いにくくなるものです。
なので、周波数別の聴力差が激しい方は、聞こえるようになる感覚より、
補聴器を使うことによる鬱陶しさ、煩わしさの方が勝つケースが少なくありません。
聴力だけで捉えると、聞こえているところは、音を入れる必要がないので、
そのままで、低下している部分だけ、音を入れることになります。
この場合、気をつけなければならないのは、補聴器を装用したときの不快感を感じやすい、ということです。
耳にイヤホンを着けて喋ると、自分の声が大きく内側で低く響いたりするのですが、
これは補聴器を着けても同じことになります。
この感覚は無ければ無いほど、快適に使いやすく、
一部の人はこの感覚が非常に強く出たりする事もあります。
基本的にこの感覚は、聴力が125〜500Hzの間で、60dBの範囲内に聴力があり、
かつ、聞こえが良いと良いほど、不快感を感じやすくなります。
できればその感覚は、なるべく軽減できる形状のものを選べると良いです。
↑ 比較的装用感が良いとされる耳かけ型RICタイプ
装用した結果、今まで聞こえなかった音、分からなかった音がわかるようになり、
最初は快適ではなかったけれど、あると便利で、段々と快適になっていった、とおっしゃる方も多くいます。
ここは本当に難しい部分で、最初のハードルが一番高いのですが、乗り越えることで良くなる方と
乗り越えられず断念してしまう方と二分している状況です。
ただ、どんな方にも寄り添ってサポートしていきたいという姿勢は変わりませんので、
気になる方はお気軽にご相談頂ければと思います。
大浦
衣笠店 [
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