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[追浜店] 2016-12-07

ネコの瞳と白内障

こんばんわー。
季節も冬めいて来てコートにマフラー、手袋が欠かせなくなってきましたね。
イヌは喜ぶ季節、ネコはコタツで丸くなる季節、となると写メの被写体となるのは、圧倒的にネコだそうで。
以前ネット調査で分かったのは寒い時期ほど、猫の写真が。
暑い時期ほど犬の写真がネット上に出回る、と言われています。

さて、犬も猫も夜に写真を撮ると目がギラギラ光りますよね。


そう、こんな感じ。
不気味にかじる事も多くなりますが。
人間では起こらないのになぜ犬猫でこういう事になるんでしょう。

コレ、実は夜行性の動物に多い目の状態で。
人間にはない眼の中の器官が働いているんです。
それが下記のイラスト。

人間の眼にはない輝板(タペタム)と言う膜が夜行性の動物には備わっています。
真夜中に行動するとき少ない月明りで活動するために、眼の中に反射板を入れる事で、眼の中で何度も光を反射させ、少ない光でもモノの動きがはっきり見えるように進化していった眼なのです。

その中でも特に猫は瞳孔の開く範囲が他の動物より広い為「夜に眼が光る」=「ネコ」という図式になっているようです。
さらに、色彩感覚を持たない代わりに、少ない光でも見える細胞を犬猫は多く持っています。なので色彩感覚は乏しいけども夜中に素早く動く動物でもしっかり視認できる眼、それがカメラのフラッシュでこうこうと光るペットの眼の仕組みです。

ちなみのこれは人間でも「現象」として起こります。


写真の世界でいう「赤目」ですね。
これは輝板ではなく網膜に映った血管が赤く反射し、強いフラッシュで撮影した時の「赤目」現象となります。

ただし、人間の中にもたまに目がキラッと光っちゃう方がいます。
特にご高齢の方が多いんですが、下の写真のような状態ですね。



もうお分かりの方も多いと思います。
白内障の手術をすることで目の中に眼内レンズが入ることで、光を反射をします。
つまり眼の中に輝膜が一枚入った状態になるわけです。

光の反射が何度も眼の中で起こるので、強い光が目に入ると眩しさも強くなってしまうのが輝膜です。
手術後に眩しくなってしまうのはそんなことも関与しているんですね。

冬も紫外線は少なくない季節ですから、色が薄めでかつ、大き目のサングラス活用していきましょう!
良いサングラスありますよ!(宣伝)


追浜店 [ サングラス ] 2016-12-07




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