[久里浜店] 2020-02-23
こんにちは!
アレンズさいとうです(^^♪
最近は暖かな日があり、もうすぐ春が来る感じがしてワクワクします。
お元気ですか。
さて今回は補聴器の調整についてお話ししてみたいと思います。
と言っても調整は大変多くありますのでほんの少しだけお話ししてみたいと思います。
たまにあるお話ですが、「言葉もよく分かるし、小さな音まで良く聴こえて良いのだけど、なんとなく響いてうるさく感じる。」とおっしゃってくるお客様がいます。「これって我慢?慣れ?」もしかしたら調整で直ることかもしれません。最近はデジタル調整が当たり前になってアナログ調整が軽視されているところもあります。
確かにデジタル調整は画期的でアナログと違い、かなり細かく調整できることがメリットです。
しかし最終的には「音」と言うアナログに変換されて耳に伝えます。
つまりアナログ調整も大変重要であるということが言えます。
長年補聴器を使っておられるお客様には気づいて「このフックのところに入っているのゴミ?」と質問してくる方もいます。
これはデジタル調整ではどうしても解消できない周波数特性を修正するための「ダンパー」と言う部品です。
先ほどお話に出てきたように「音」はアナログですからフック、(耳にかかる白いところ、パイプになっている。)チューブ(耳型とフックをつなぐビニール製のチューブ)、イヤーモールド(耳型)を通って耳に音を伝えます。
ずーとパイプ内を通るわけですから縦笛の様に周りの音響特性に影響せれます。もちろん影響されにくいようにあらかじめデジタル調整しておくわけですが、フックとイヤモールドをつなぐパイプの長さも人によってまちまちです。結果、音響特性に乱れが生じます。
ここにダンパーを入れてあげると・・・
滑らかになります。もちろんダンパーにも種類があります。
いろんなところに設置します。
このようにデジタルとアナログ両面で調整が必要な時もあります。
「言葉もよく分かるし、小さな音まで良く聴こえて良いのだけど、なんとなく響いてうるさく感じる。」もしかして最初のお客様の訴えはこのような相談だったかもしれません。
私たち補聴器技能者は日々お客様からの相談にしっかり耳を傾けてお客様の快適な補聴器生活をサポートしてまいります。是非ご相談ください。
アレンズさいとうでした(*^_^*)
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