[衣笠店] 2021-11-10
こんにちは!
だんだんと寒さが厳しくなって・・・と言いたいところでしたがまだそこまで寒くないので
晴れてる日はお出かけ日和ですね
今日はフレームのご紹介ではなくレンズのコーティング剥がれについてです。
普段何気なく使っているメガネ、そのレンズをよく見てみると細かな傷ができていたり
結構汚れていて、洗ってみると視界がとってもクリアになったり。
そういう方も多いのではないでしょうか?
お客様のメガネをクリーニングする機会というのが眼鏡屋さんにいると多いのですが、
「汚れが取れないのよ」とお持ち込みされたものを見てみると実は汚れじゃないことが結構あるんです。
レンズに線が入ってしまったような傷や
尖ったものがレンズにあたったような一部分だけについてしまった傷であれば
多くの方が傷だとすぐに認識ができるのですが、
意外とコーティング剥がれはそもそも認知がされていないこともあって
すぐにパッと「コーティング剥がれだ!!」とはなりにくいのだと思います。
そもそもコーティング剥がれとは、レンズ表面に施されているコーティングが様々な要因によって
剥がれてしまうことです。
メガネを水で洗ったことのある方はレンズが水を結構弾くことに気が付かれたと思います。
それもそのはず、レンズ表面には撥水コートが施されているのです。
そのほかには反射防止コート、傷防止のコーティングなどもコーティングされています。
そのコーティングが剥がれてしまうと、例えば前に比べて光が反射されやすくなって見え方が変わってきてしまったり
剥がれたところから徐々にその範囲が広がってきて見た目的にも悪くなったりします。
こちらが結構わかりやすくコーティングが剥がれたレンズです。
レンズ下部の中心から右側にかけて白く半透明の模様のようなものが判別できるかと思います。
これがコーティング剥がれです。
同じレンズを別角度で撮影したものがこちらです。
細くコーティングがヒビの様に剥がれているところ、広範囲にわたって剥がれているところに分かれています。
こういった剥がれは主に傷が原因です。
・メガネを置く際にレンズ面を下にしてしまう。
・レンズを拭く際に埃などが付いたままでメガネ拭きを使用する。
・メガネ拭きを使わずに着ている服などで拭いてしまう。
そういった日常の中での細かい行動でレンズに傷がついてしまいます。
そしてそこからコーティングが剥がれてしまうのです。
コーティングは剝がれてしまうと再びコーティングを付けなおしたり、お店で直すことはできません。
新しいレンズに交換するしかありません。
メガネを拭くときは
上記のことをお気を付けください!
また、もしお持ちのメガネでコーティングが剝がれていたら
眼鏡屋さんの入り口などにおいてある超音波洗浄機には掛けず、お家で優しく洗ってあげてくださいね!
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