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COACH

コーチ



アメリカ
取扱店舗:追浜店・逗子店・久里浜店

自分らしさを体現できる、気取らないラグジュアリー

コーチは、1941年にニューヨークで創立された歴史あるファッションブランドです。
今でこそ世界的に有名なブランドとなったコーチですが、創業当初は、6人の職人による家族経営の革製品の工房でした。
美しく巧みでありながら実用的な革製品を作り上げたいという想いと、職人たちの高い技術により、独自のコレクションを展開するまでに成長。1962年、コーチ初のリードデザイナーに起用されたボニー・カシンによって、コーチは現代的な自由と平等を掲げるファッション・ブランドへと変貌を遂げたのです。
それから数十年後、コーチはマディソン・アベニューに第一号店をオープンし、ニューヨークにインスピレーションを得た独自の姿勢を表現する世界的に有名なブランドになりました。



アイウェアのデザインにも用いられている、「馬と馬車のロゴマーク」を、コーチでは「ホース アンド キャリッジ」と呼んでいます。
数ある高級ブランドのブランド名は創業者の名前を冠したものが多いですが、コーチは創業者の名前ではなく、地名が由来になっています。
ブランド名の由来はハンガリーにある「コーチ」という町。コーチという町は当時としては画期的なサスペンション付きの4輪馬車を世界で初めて製造した事で有名です。
馬車が人や物を目的地へ運ぶことから次第に「コーチ」という言葉自体が、「大事な人や物を運ぶ」「目的地に運ぶ」といった意味をもつようになり、「大事なものを運ぶ」ときに使って欲しい、という製品への想いをこのブランド名に込めたという説があります。
古いコーチのカタログには「FUNCTION IS AS IMPORTANT AS FASHION.」と記されています。コーチの製品は「使う方のお役に立つように作られている。」のです。
そんな歴史や名前の由来を聞くと、コーチのアイウェアが、ブランド品でありながら、実用品としての「安心感」や「親しみ」を持っているように感じるのも納得かもしれません。


その後、1996年に就任したリード・クラッコフは、2001年のシグネチャーコレクションの発表をはじめ、それまでのコーチのクラシックブランドのイメージを一転させ、現代のコーチの基礎を盤石なものにしました。
今ではコーチの代名詞ともなっているシグネチャー(COACHの頭文字”C”のロゴをモノグラムでキャンバスに織り込んだ絵柄)は、アイウェアのデザインにも多く取り入れられています。
また、この当時のコーチのブランドコンセプトとなっている「アクセシブル・ラグジュアリー」、つまり手の届く高級品というのも、コーチの魅力の一つです。
コーチのフレームは、どんなシーンにもかけていける上品さがあり、カラーもデザインもシンプルで、使いやすいものが多いです。20代の方がかけても、70代の方がかけても、違和感なく掛けられます。人を選ばないデザインで、どんな世代にもハマる点がコーチの大きな魅力です。
キャッチ―だけど主張しすぎず、さりげなく魅せる。カジュアルにもエレガントにも決まり、服を選ばない。飽きが来ず、長く使える。ブランドだけど、身近に感じる、それがコーチのフレームの良さなのです。
そんなコーチは遊び心にも溢れており、ディズニーなどの世界的に有名なキャラクターとのコラボ商品がいくつも展開されています。


コーチと言えば、大人しいベーシックなデザインや、可愛らしくフェミニンなデザインが多い印象でしたが、2013年、ヨーロッパのメゾンで経験を積んできたスチュアート・ヴィヴァースがクリエイティブ・ディレクターに就任するとそのイメージは大きく覆されることになります。ヴィヴァースは、コーチをよりモードでファッショナブルなブランドへと進化させていったのです。
「モダンラグジュアリー」という新しいコンセプトを採用し、コーチの伝統はしっかりと継承しながらも、革新的でモダンなアメリカン・スタイルは今までのコーチファンのみならず新たな層までも魅了しています。今までのコーチではあまり見ることのなかったシンプルで洗練されたデザイン、鮮やかさや深みのある色を使ったアイテムの数々はまさに新生コーチと言っても過言ではありません。


コーチは、1941年創業とブランドとして長い歴史を保有しながら、創業から今に至るまで変化を繰り返し、今なお挑戦を続けています。「新鮮なブランドのイメージをつねに保ち続けたい」と、現状に満足することなく常に歩み続け、新しい世代へと向かっていくコーチに人々が魅力を感じるのは当然のことなのかもしれません。
ニューヨークのインクルーシブで勇気あふれる姿勢からインスパイアを受けたコーチは、あなたが自分らしさを体現できる、美しくて、永く使い続けられる製品を作り続けています。