女性向けのフレームにあるフラワーのアイコンは、丁番の飾りとしてよく見ることができます。これらの花のモチーフは生き生きとした花々の自然の美しさを大胆な創造性で讃えています。 様々なカラーで咲き誇る鮮やかな花々や、ダイヤモンドの輝くしずくがまばゆい華麗な花々。 メゾンを象徴するデザインコードである、対称とハーモニーを愛するスタイルが花のインスピレーションと融合し、溢れるエレガンスを醸し出します。
例えばBV2220TD-2014-54はフロントがゴールドで一見派手な印象に見えなくもないですが、肌なじみの良い色合いなので華美過ぎません。テンプルはブラックのアセテートでそこに光るブルガリのロゴと、花のモチーフがさりげなくこのフレームがブルガリだと教えてくれます。

また、男性向けのフレームは”BVLGARI BVLGARI”のアイコンがモダンの先端にキラリと光ります。この“BVLGARI BVLGARI（ブルガリ・ブルガリ）”のロゴは、時計デザインに取り入れられると、瞬く間に注目を集め、誰もが知るモチーフとなりました。このデザインは、皇帝の彫像がその力と権威を讃えた文字の刻印で囲まれている古代ローマのコインから着想を得ています。
古代ローマに対しての敬意は、社名にも含まれています。1884年創業時から1934年まで、ブルガリは「BURGARI」でした。しかし34年に「U」をラテン文字(古代ローマが使用していた文字)である「V」に変え現在のBVLGARIへとなりました。

男性向けフレームの中で、BV3055TD-5457-54を例に見てみましょう。
厚めのアセテートで作られたフロントと、柔軟性や耐腐食性が高いチタンのテンプルを合わせデザイン性と利便性が図られています。モダンの先には”BVLGARI BVLGARI”のアイコンが光り、テンプルにもBVLGARIの文字が光ります。基本的にメタル、アセテートを問わずブルガリのフレームは横から見るとロゴが見えるようになっているため非常にわかりやすいと思います。

そんなブルガリのフレームはチタンが使われているフレームに関しては、福井県鯖江の眼鏡職人さんたちが作っています。
イタリア・ローマのラグジュアリーブランドと、日本の鯖江の職人さんの技が合わさったブルガリのフレーム。ぜひお手に取ってみてください。