[衣笠店] 2021-03-23
こんにちは、衣笠店の認定補聴器技能者 彦坂です。
今日はお客様からいただいたお悩みについて
ご紹介したいと思います。
そのお悩みは、
“補聴器がすぐにバラバラになってしまうの!!”
・・・というものでした。
ちなみにご使用されていた補聴器はこんな感じです
※写真はお店の見本を撮影したものです
聴力の都合でどうしても大きい耳掛け式の補聴器を
勧められるとのことで、
お客様のご不満な点は2つ。
1)大きくて目立つ
2)大きくて付けにくい
いつも耳栓がうまくハマらず
取り付けに苦労されているご様子。
一生懸命耳の穴に入れようとするあまり、
シリコン製の耳栓がいつもダメになってしまう
(=チューブとの接合が甘くなって抜けてしまう)そうです。
耳栓の部品結合が破損してしまうと
補聴器の出している音も漏れてしまいますし、
頻繁に本体から外れてしまって非常にやっかい。。。。
そこで今回はこちらの方法をお勧めしました。
小型の耳掛け式補聴器(RIC型)+クリックモールド(アクリル製耳栓)
小型の耳掛け式補聴器(RIC型)のほとんどは、
見た目の目立ちにくさや
シリコン製の柔らかい耳栓による
快適な装着感が利点となっており、
軽度〜中度難聴相当の方に人気です。
このRIC型、実はオーダーメイド耳栓にも対応しており、
比較的自由度が高いのです!
聴力の程度が重い方だと
「小さい補聴器は無理かな」と、仰るお客様も多いのですが、
十分に対応可能。
サイズはじつに6種類!
写真の耳栓は
実際に自分の耳に合わせて作ってみたのがこちらですが、
どの耳栓も大き過ぎず、装着しやすい印象です。
ご相談いただいたお客様には
新しくRIC型補聴器に大きめの耳栓で作成いただきましたが、
装着もしやすく、音漏れがなくなったため
聞こえ方もはっきりされました。
補聴器は本体の性能だけでなく、調整や作製方法、オプション品によって大きく使い心地が変わります。
ご使用中の補聴器でのお悩みも
お気軽にお申し付けください。
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