[逗子店] 2021-04-26
こんにちはー!
本日の逗子は風が強いです。
都内では緊急事態宣言が再び発令され、身動きの取りにくい日々が続いています。
身体の健康、心の健康に留意して過ごしていきたいものです。
さて、本日は「補聴器の歴史」についてのお話しです。
補聴器には長い歴史があります。
そしてそこには、いつも2つの大きな流れがありました。
一つは「いかに大きな音を出すか」
そしてもう一つは「いかに目立たなくさせるか」というものでした。
最初の補聴器は角笛だったと考えられています。
中空になった動物の角を耳に当てると、
音が大きくなることに偶然気付いて使われたようです。
19世紀になり、素材は金属に変わりはしたものの、
その原理は変わりませんでした。
けれどもこの方法では、十分な音の大きさを得ることは出来ませんでした。
20世紀に入り電気によって音を大きくする技術が発明されたことで、補聴器は大きく変わりました。
従来の音を集める方法の物に比べて、はるかに大きな音を出せるようになったのです。
初期には真空管が使われていたため、相当な大きさの物となってしまいました。
その後、トランジスタや集積回路の発達に伴い、補聴器はどんどん小さくなり、
現在ではアーモンドほどの物もあります。
そして2000年ごろから、「デジタル化」がおこります。
コンピューター処理をすることで性能が画期的に向上しました。
かつてのようにうるさくて雑音ばかりではなくなってきているのです。
そして現在、「通信化」という新しい波がおこり、
補聴器がスマートフォンなどと連携することで、
音楽を聴く、映像や情報を音声として得る、といった
これまででは考えられなかった使い方が出来るようになってきています。
やむを得ずつけるものであった補聴器が、通信化により
「つけることでの楽しさを味わう」といった時代が来ているのです。
今後、10年、20年先の未来には補聴器は全く違ったものになっているのかもしれません。
大浦
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