[衣笠店] 2021-07-30
こんにちは!
暑いですね~。
夏は湿気も多く、汗をかく機会も多いので、
補聴器のメンテナンスや修理のご依頼も増える季節です。
ところで、「補聴器の寿命(耐用年数)」って、皆さん何年くらいをイメージされるでしょうか?
一般的には、補聴器の寿命(耐用年数)は、大体5年くらいと言われています。
…ですが、5年で一切使えなくなるわけではなく、
そのくらい使用していると、故障することが多くなってきたり、
音響性能が悪くなってきたりする、ということなんです。
(また、聴力が大きく変化した場合は、
使用中の補聴器のパワーではカバーしきれなくなる…なんてこともありますが、
今回は補聴器本体の問題に絞ってお話ししますね。)
もちろん、使用環境やお手入れなどの管理状態、耳垢や汗などの体質の違いによって、
購入して1~2年でも補聴器の不調が起こる場合もありますし、
メンテナンスをしながら、7~8年ずっと使用している方もいらっしゃいます。
そして、いづれの場合にしても、メーカーで修理ができる間は、
故障しても、修理しながら使用していくことが可能です。
では、実際、「もう手の打ちようがない」「補聴器が全く使えない」となる時はいつ?というと、
「補聴器が故障して、かつ、メーカーでも修理ができなくなったとき」ということになります。
「メーカーでも修理できないことなんてあるの?」
…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
補聴器は、各メーカー各機種で「修理満了日」が設定されており、
「修理満了日」を過ぎると、メーカーでも修理できなくなってしまうのです。
メーカーによっても「修理満了」を迎えるまでの期間は様々なのですが、
例えば、シグニア補聴器だと、「その補聴器が販売終了になってから5年くらい」が目安で、
パーツの在庫状況や代替え機があるかどうかによって、早まったり延長されたりするようです。
「販売終了」というのは、補聴器を購入した時…ではなく、
その補聴器の「機種」が、カタログに載らなくなり、販売自体が終了した時ということなので、
購入した補聴器が、購入後何年で販売終了になったかによって、
「購入してから何年で修理できなくなるか」という期間は変わってきます。
例えば、補聴器を購入した後、その機種がすぐ販売終了になってしまうと、
修理できる期間は短くなってしまう可能性が高いですし、
ロングセラーになれば、修理できる期間が長くなる可能性が高い…といった感じです。
…というわけで、新商品をオススメする理由として、
もちろん性能が良いという理由もあるのですが、
すぐに販売終了になる可能性が低いというのも一つあります。
もし、「自分の購入した補聴器は、いつ修理満了なんだろう?」と、
気になった方はスタッフまでお問い合わせください。
また、上記のような「修理満了」の期限や、保証の期限もありますので、
補聴器の調子が悪い時は、ぜひ早めにお持ち頂くのがオススメです。
乾燥やクリーニングでのご来店も、お待ちしております!
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